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熱帯果樹で耐寒性のあるバナナ アイスクリームバナナとアップルバナナの肥料と栽培管理について

こんばんは、今回は耐寒性のあるバナナの肥料のやり方についてです。
私はアイスクリームバナナとアップルバナナを栽培して2年目になります。

残念ながら今年も去年も枯らしてしまうという結果に終わったのですが
その間に肥料に関して感じたことを紹介していこうと思います。

また近くの みとろフルーツパークに熱帯果樹園がありますので
そこでどうすればよく育つのかを研究してきました。

今回はこの2つから導かれた肥料のやり方を各要素ごとに
紹介していきます!

さらに水やりについても紹介していこうと思います。

またアイスクリームバナナとアップルバナナについては以前にこちらで詳しく紹介しています。


熱帯果樹で耐寒性のあるバナナ アイスクリームバナナとアップルバナナの生育状況

熱帯果樹で耐寒性のあるバナナ アイスクリームバナナとアップルバナナの生育状況②

熱帯果樹で耐寒性のあるバナナ アイスクリームバナナとアップルバナナの生育状況③

耐寒性バナナアップルバナナ、アイスクリームバナナの台風20号21号による影響

耐寒性バナナアイスクリームバナナアップルバナナ 奇跡の復活と新たな敵


「アケビバナナ(耐寒性バナナ)の苗木 10.5cmポット苗 1個売り」珍しいピンクの花と実のバナナで、魅力は、耐寒性が強いこと!通常バナナは 暖かい地域を好み、10度以下の場合、生育が止まったり枯死してしまうことがあります。しかし!アケビバナナは耐寒性があり、マイナス5度まで耐えられる特徴があります。基本鉢植えで越冬させますが、関東以西の暖かい地域なら露地植えでも栽培でき、毎年収穫が可能です。丈夫で育てやすく、植え付け後1年くらいで結実します。自社農場から新鮮出荷!!【ポット苗なので冬場以外は植付け可能!!即出荷!!プライム送料込み価格!!】

耐寒性バナナ アイスクリームバナナ アップルバナナの水分管理について

バナナは大きく生育するにはかなり多量の水がいります。
特に葉が大きいバナナは蒸散量も多く水分の必要量は果物の中でもトップクラスでしょう。

そもそもの原産地が温暖多雨の事を考えれば当然だとは思いますが・・
ですのでまずは肥料をあげる前にしっかり水分をあげる事が大事です。

出来れば常に土が湿っているようにしましょう。
バナナは耐湿性が強く、かなり水が停滞していても枯れることがないほどです。

ですので少なくなりすぎるよりかは、多すぎるくらいがちょうどいいです。
分かりやすいようにPF値でいうと最低で2辺りにするのがいいと思います。

出来れば1~1.5辺りにすれば理想的ではありますが、
そこまで行くとかなり頻繁に水やりが必要ですから少し大変だと思いますので。

pf値は低ければ低いほど水分が多い状態になります。
テシオンメータという物を使って地上から20センチあたりが一番底になるように

さしてつかえばいいでしょう。(出来るだけ根が一番多い所に使用します)


土壌水分計 pFメーター DM-8 一般用 テンションメーター 竹村電機製作所 カ施【代引不可】



またビニールマルチを使えば土の蒸散量が減りますし
何より草が生えてこないので、水分や肥料の競合しませんから非常に栽培しやすくなるのでオススメです、

耐寒性バナナ アイスクリームバナナとアップルバナナの水分管理 収穫期編


先ほどバナナには大量の水がいると説明しましたが
これを利用して上手に作ればとても高糖度のバナナが作れるのではないかと思います。

数値で言うとバナナは糖度20度程度だそうですが完熟で収穫したとして
25度からもっと上の30度を目指せるかもしれません。

30度までも行ってしまえば極上なかなり甘いバナナになっているはずです。
そんなバナナを私も食べてみたいです!

ではその高糖度を作る方法ですが
それは水を切るということです。

水を切るというのは水やりを減らすという事です。
私の経験から言えば水分を多量に必要とする果物は乾燥にとても弱いです


ですので乾燥すれば生育がとても遅くなります。
バナナは水を多量に必要とする果物ですから、恐らく乾燥に弱いと思います。

それを利用して収穫期前の2か月は水を切ることにより生育を遅くします。
そうすると葉に送られるはずだった養分が実に送られてくるので糖度が上がるはずです。

これはトマトやカンキツ類でよく使われている方法ですね。
ただ露地栽培ですと自然に雨が入ってきますが

株元にマルチシートをしてやれば雨水が入ってくる量はかなり減ります。
ですのでマルチシートを引くのはオススメです。


第一ビニール 菜園用黒マルチ 0.95X50m

ポイントはしっかり水を切る事と完熟で収穫することです。
水を切る場合はpfメーターで管理するとしやすいと思います。

いくらまで切ればいいかはわかりませんが、
あまり水をやらなすぎると光合成能力が落ちるので注意が必要です。

収穫は完熟と書きましたが、緑のまま収穫するのではなく
全体が黄色くなって食べれる様になってから収穫するのです。

熱帯果樹の研究で有名な 米本 仁巳さんも
完熟で収穫したバナナととても美味しいと書いていたほどですから

完熟で収穫した物は間違いなく美味しいはずです!





耐寒性バナナ アイスクリームバナナ、アップルバナナの肥料編


窒素について


バナナはとても成長が早く沢山の肥料がいりますが
もちろん窒素も多く必要です。

施肥量は野菜類の中でもかなり多いくらい必要で
葉色が濃い緑色になるくらい必要です。

オススメの肥料は尿素です
尿素は水溶性で水に溶けやすく、即効性の肥料です
しかも安くてホームセンターなら大体おいてあります。

葉色を観察しながらしっかり色が濃くなるまでは
尿素の濃度をあげることが大事です。

今までの経験では1回で100g程度までは施用できます。
尿素は水に溶けやすいので水にとかして毎日少しづつ上げるのがいいと思います。

そうすることで肥料の流亡も少なくなりますし、常に窒素を土壌に蓄えておくことができます。
もし普通に株元に肥料を施す場合は出来るだけ回数を多くして分けて与えるといいです。

バナナは窒素肥料にとても強いようで、普通多く窒素肥料をやると
葉の先が少し茶色に枯れて着たり イチゴで言うチップバーンの様な状態になることが多いのですが

バナナにはそうした症状は今のところ見られませんでした。
ただあまり肥料をやりすぎると他の野菜同様、肥料過多で枯れる様です。

今年硝酸カリウムを1kg程度一気に施用したら枯れてしまいましたので・・・


尿素 20kg

リン酸について

バナナはあまりリン酸がいらないようで、リン酸を施用しても窒素やカリウムほどの効果はないようです。
根が深くまで入るのでリン酸を効率よく拾えるようでリン酸はそこまで必要ではないようです。

ですが、まったくいらない事はないので、ほどほどに施すことですね。
オススメは過燐酸石灰かようリンです。



元肥にようリンを施して後から過燐酸石灰を撒くのがいいと思います。
過燐酸石灰は水に溶けますが、尿素ほどきれいに溶けないので

株元に肥料を施す形がいいと思います。
また養液栽培等でされる方は少々お値段張りますが第一リン酸カリがお勧めです。
水に対する溶解度は高く、ようリンと違ってphをあげないので

あまりphをあげたくないバナナにはちょうどいいと思います。






カリウムについて


カリウムは成長が早くなるくらいから必要量が増えてきまして

バナナは初期から成長が非常に速く
多くのカリウムが必要になります。

ですので常にカリウムを切らさないように
三要素の中では一番施肥料が多くなると思います。

また葉も大きくなってくると次第にどんどん成長スピードも早くなりますが
そういう時には大量のカリウムが必要です。

スピードが上がっていく程にさらに多くカリウムを与える必要があります。
特に1年目はしっかし成長させないと耐寒性バナナと言えど越冬することができないので

カリウムは特に大事です。

またカリウムは耐寒性をあげる効果があるようですから
越冬させるためには秋辺りからしっかりカリウムを効かせる必要があります。

温度が下がってくると吸収量も下がってきますから
葉面散布で与えるのもいいかもしれませんね。

他にもカリウムは果物の皮を厚くする効果があるようで
カンキツ類や葡萄では特に効果があるようです。

ブドウに関しては去年私が調べてみた結果やはり効果があるようでした。
バナナに関しても同じように皮が厚くできるのではないかと思います。

1年目に関してはカリウムは多くてもいいくらいですので
しっかり上げることが大事です。

2年目からは開花期以降は少し減らしていって
できれば収穫期前には土壌中にあまり残らないようにしておいた方が酸味が少ない

糖酸比が高い美味しいバナナになるます。(カリウムは多量にあると果実の酸味が強くなります)
また2年目は開花して着花負担がかかってきますから

そういう時にはマグネシウム欠乏でやすくなるのですが
カリウムの拮抗作用によってよりマグネシウム欠乏になりやすくなるので

2年目はほどほどにした方がいいでしょう。

カリウムを使った酸味が効いたバナナを作る方法

カリウムを使えば普通のバナナ以上に酸味が効いたバナナをつくることができます。
以前紹介したキウイーナのような甘みが強すぎのを嫌う人や

甘くてもしっかり酸味があると言ったバナナを食べたい人にはちょうど良いと思います。
キウイーナについてはこちらで詳しく紹介しています。

バナナの癖にキウイの味がするバナナ!?爽やかな甘さと酸味が癖になる常識を覆す珍しいバナナの紹介


この方法は少し肥料のやり方にコツがいりまして
普通はカリウムを開花期くらいまでは多くしてそこから減らして行きますが
酸味を効かす場合は収穫後期までしっかりカリウムを効かす必要があります。

特に酸味を効かす場合は開花期から収穫期にそれまでの期間以上に
カリウムを効かせる必要があります。

しっかりカリウムが効けば皮の厚い酸味の効いたバナナになっているはずですので
すぐわかると思います。

この酸味については甘みが減るのではなく
甘さも普通のバナナと同等かそれ以上でさらに強い酸味があるという感じですね

ちなみに私の体感ですとカリウムを開花期以降に多量に施用した場合
普通にカリウムを施用した時より若干糖度が上がる気はします。

ただそれ以上に酸味が相当上がってしまうので
糖酸比が低くなり結果的には酸味が強いバナナになってしまうという感じですね。

カリウムの施肥量は10aあたり30~50㎏あれば十分だと思いますが
土壌に蓄積している場合は施肥量を減らしてください。コンパクトイオンメーターを使い定期的に図り
今の状態を把握して施肥の強弱をつけるのが一番わかりやすいとは思います。


堀場アドバンスドテクノ コンパクトイオンメーター LAQUAtwin-K-11
オススメは硫酸カリウムか硝酸カリウムです。
葉面散布する場合は硫酸カリウムの方がいいでしょう。

硝酸カリウムは窒素分も入ってバナナにはいい肥料ですが
硫酸カリウムに比べて少々お値段が張るので

硫酸カリウムを優先的に使う方がよいでしょう。



マグネシウムについて

マグネシウムは果実の肥大期後期から成熟期までが一番必要量が多くなります。
開花期などにマグネシウム欠乏症が出ていなくても

肥大期後期になるとマグネシウム欠乏出る場合はあります。
特にバナナは1本の木にかなりの実が着きますから

そういう場合は特に欠乏症が出やすいです。
欠乏症が出る場合は葉面散布で対応しましょう

葉面散布は硫酸マグネシウムを0.1%でいけます。
硝酸マグネシウムを葉面散布する場合は過剰害が出る可能性ありますので少し倍率を下げましょう。


ただあまりにもマグネシウムが多いとカリウムとの拮抗作用で
カリウムの施肥効率が悪くなりますので注意が必要です。

マグネシウムが土壌に10kg以上あると欠乏がでないですから
多くても10a辺り20~30kg程度あれば十分でしょう

オススメは硝酸マグネシウムです。
硝酸マグネシウムはマグネシウムと同時に窒素成分を補給できますから

窒素の施肥量が多いバナナには非常に相性がいいと思います。



肥料の購入先について


今回所々で溶液栽培用の肥料を紹介しましたが(硝酸カリウム、硝酸マグネシウム、第一リン酸カリ)
溶液栽培用の肥料を買う場合はNPK貿易株式会社という所がオススメです。

肥料の質が非常によく、水にもよく溶けますし、同じ肥料でも用途別に何種類かありますから
非常に便利です。私も良く使っていますので是非購入する場合は検討して見てください。

ホームページは以下になります。
NPK貿易株式会社
こちらのページには肥料の一覧も載っていますから是非見てみてください。
ちなみに大体の肥料は25kgから注文できますよ。





アイスクリームバナナ、アップルバナナの耐寒性を活かす例

バナナは耐寒性が弱く、普通冷蔵庫に入れたら黒変してきますが
耐寒性が強いアイスクリームバナナでしたら

もしかしたら黒変せずに長期間の保存が効くかもしれません
そう考えるとアイスクリームバナナは非常に使い勝手のいいバナナですね!


ブラジルバナナ苗 バナナ苗 バナナ






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プロフィール

oisiikudamono

Author:oisiikudamono
兵庫県の南側で農家をしています。
主にイチゴとブドウ等の果物を栽培していますが、
今までにない新しい品目や最新品種も研究しています。(バナナやビワ、熱帯果樹等)
また果物の機能性や真の美味しさ等食べることに関しても紹介していきます。
インスタグラムもやっていてインスタグラムにしかない画像もありますから
是非ご覧ください!(ブログの右下にあります!)

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