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ぶどう 新品種紹介 ウィンディーサマー 大粒の極早生緑系品種 その2

こんにちは、今回は以前紹介したウィンディーサマーの追記です。
今年ハウスと露地で栽培してみて新たに分かったことを紹介していきたいです。

以前の記事はこちらから

ぶどう 品種紹介 ウィンディーサマー 緑色のトップバッター





新しく分かったこと

この品種は早生で大粒しかも皮ごと食べれる緑系ということでとても魅力がある品種なのですが、
かけ袋に入れておくと湿気のせいか謎の病気に襲われて白い粘性のある菌のような物に覆われます。

これになると軸から腐っていくようで房からボロボロ粒が落ちていきます。
症状から病気を調べてみたのですが、一番近いのが白腐病なのかなと思うのですが胞子の色や病斑が若干違うように見えます。

その他の可能性で言うと遅腐病か灰色カビかだと思うのですが
晩腐病はどちらかと収穫後半にでてくる病気なのですが、今回のこの症状は収穫初期からありますし
なにより胞子の色が晩腐病よろもっと白くて粘性があります。灰色カビも同様の理由で違うと思われます。

今のところ招待分からないのですが恐らく病気であることは確かですから
ウィンディーサマーを栽培する場合は袋かけの直前に病害用の農薬散布をするほうがいいと思います。

外見を気にしない場合は袋をかけないでもいいと思います。鳥に食べられることはないですからね。
房もできるだけ風通しが良いように粒を間引けば少しましになると思います。

またウィンディーサマーは病気に思った以上に弱く以前も書きましたが黒とう病は毎年出ますし
褐斑病も少し出やすいです。

全体的に病気に弱く欧州種の中でも弱い部類に入ると思います。
ですので、栽培する場合はその早生性をいかす雨除けハウスなどがいいですね。

露地でする場合はできるだけ雨の当たらない様にビニールをするなど工夫が必要だと思います。
農薬散布も巨峰系等よりかなり多い回数必要です。

特に黒とう病になりやすい5,6月は1週間に1回くらいは農薬散布はしたいですね。

またこの品種は側枝が伸びやすく、ほっておくと脇芽から葉っぱがいっぱい出て
相互遮蔽で光合成の面から効率が悪くなります。

緑系の品種なので房に光を当てる必要はないですが、あまりに葉が多いと重なった葉は光合成能力が最大に出せず無駄が多くなります。地面に若干光が入るくらいに葉を間引いてあげるといいです。

また苗木を植え付けた時に脇芽がとても出やすいですから、メインの枝以外はこまめに除去してあげましょう
伸びっぱなしだとメインの枝がなかなか伸びなくて収穫までに無駄に時間がかかることになります。

側枝の出やすい品種は割と花が咲くまで早いですから少々肥料を多く上げても大丈夫です。
病害虫に気を付けながらしっかり伸ばしてあげればいいです。

できれば枝が4~10mくらいの間に収まるのが良いですね。
あまり伸びすぎると樹勢が落ち着くまでなかなか花が付かなくなります。

これが最後になりますが、ウィンディーサマーはジベの感受性が良いので枝が短い状態でもかなり大粒になります。

あまり大粒になりすぎると樹が衰弱して翌年枝の伸長が悪くなったり、最悪芽が枯れて葉が出てこないなんてことになりかねません。

また糖度がなかなか上がらない状態で出荷してしまうと、美味しく無い品種だと思われてしまうので収量制限だけはしっかりしましょう。




以前に記事にそのことについて書いています。


早出しの果物に注意 値段と希少価値の罠


  

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プロフィール

oisiikudamono

Author:oisiikudamono
兵庫県の南側で農家をしています。
主にイチゴとブドウ等の果物を栽培していますが、
今までにない新しい品目や最新品種も研究しています。(バナナやビワ、熱帯果樹等)
また果物の機能性や真の美味しさ等食べることに関しても紹介していきます。
インスタグラムもやっていてインスタグラムにしかない画像もありますから
是非ご覧ください!(ブログの右下にあります!)

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